理系学生の茶の間のちゃ

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大学院を卒業しましたぁぁぁ!

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こんにちは、ウタです。

 

はい。そうなんですよ。ご報告ですが...。

大学院を卒業しましたぁぁぁぁああ!!

大学を卒業してから、さらに2年間もいました。

そこで大学院を無事に卒業できたからこそ思うことを書いていこうと思います。

 

そもそも、なんで大学院に行ったの?

大学院と言うと、「え?勉強が好きなの?」とか親戚に聞かれます。

 

そんなときはいつも、「へへっ」って愛想笑いをすると決めているんですが、せっかくのブログなのでちゃんと書きますね。大学院ってどんなところなのかとか知ってもらえるといいしね!

 

勉強が好きなのか?と言われると

まぁ、好きなことを勉強するのは好き。嫌いなことを勉強するのは嫌いです。

 

どんな人だってそうじゃないですか?例えば、絵が好きな人は絵の勉強をするのが苦じゃないと思うし、音楽をする人はギターとかピアノの勉強(練習?)をいっぱいするんだと思います。

 

僕の場合その好きなものが、科学とか数学だったんですね。

 

でも科学とか数学の勉強って大学の間で出来たんじゃないの?なんで大学院に行ってまで勉強をしないといけないの?ってなりますよね?

 

そうなんです。もちろん大学の間でも好きな理系の勉強が出来ました。それでも大学院にまで行って勉強を続けた理由は大きく2つあります。

 

大学院に行った2つの理由。

大学院にいった理由は大きく2つです。「理系として楽しかったということ」と「就職のこと」です。

 

理系として

一つは理系としての楽しみがどこにあるのか?ということ。まず理系の大学ではどういう風にカリキュラムが組まれているかを簡単に説明します。

 

理系の大学では一般的に3年になるまで基本的に座学や実習実験などを行います。(詳しいカリキュラムは大学によって変わったりするけど)

ココで大事なのが、1年から3年になるまでにやる実験や勉強は過去の先人が積み上げたものを学んでいきます。例えば、座学であれば既に確立された理論や公式、実験であれば、既に結果がわかっている実験を行います。つまり、1年から3年になるまで何も生み出していない状態です。基礎を学んでいるわけですね。

しかし4年になると研究室というところに配属されます。4年になって初めて研究をすることが出来ます。答えがない問題に対して研究をして答えを作ってい来ます。

 

もちろん1年から3年になるまでにやる実験や勉強は楽しかったのですが、僕の場合は特に研究が楽しかったんです!研究室にも恵まれていて、本当に好きなことを好きなだけ、大学の設備を自由に使って研究させてもらえました。この時の経験がすごく楽しかったんです。

 

あー研究をもっとやりたいわ。

って思って大学院にいくことにしました。

 

大学院は4年生の延長なようなもので、授業がほとんどなくなります。研究のみ。2年間ホントに好き勝手研究ができました。そんなに研究が好きならドクターとか教授とかになれば?なんてことも言われます。しかし、ドクターや教授を身近にしていた人ならわかると思いますが、そこまではなれない。その一言ですね。

 

就職に大事なこと

もう一つの理由はは就職のこと。大学を就職予備校として考えているみたいでイヤですが就職は重要です。理系として就職することを考えた時、大学院を卒業していることは重要です。

 

理系として就活するときに、研究をやって成果を上げるという一連の流れができているのかをよく聞かれました。

実は大学4年の時にも就活をしていました。大学院を出ていない理系の学生が就活をするとどうなると思いますか?数学が得意な学生として扱われます。ひどい会社だと、「研究から逃げたの?」的なことも言われました。大学4年で就活をすると研究職や理系の知識を活かした職にはつけなくなります(もちろん、会社によりますけどね)

 

僕は理系として、知識を活かして働きたかったです。じゃあ、大学院にいくべ。って進学を決めました。無事、4月からは理系職として企業で働くことが出来たので、大学院にいってよっかたかなって思っています。

 

大学院にいくことによるデメリットは?

理系だったら大学院にいくしかないじゃん!メリットばっか!て思うかもしれませんが、デメリットだってあります。

 

文系の人たちに比べて2年間社会に出るのが遅くなる。

 

今、僕が感じているのはこれですね。同級生だった文系の子は4月から3年目。一方僕は新入社員。そんな人達とご飯とかにいくと自分が子供だなーって感じることも多かったり....。もう3年目!?って驚きますよね。いやー。みんなしっかりしてるわ。

 

デメリットで、あとは

卒業できない可能性も、もちろんある

 

同級生の中にも卒業出来ない人が何人かいました。先輩から聞く話だと「学部は参加賞、修士は努力賞、博士は才能賞」なんて言ってました。つまり学部は出来がどうであれ、卒業したい!って意思を見せれば卒業できますが、大学院では研究に対して努力しないと卒業ができません。残念ながら努力ができない人もいて、そういう人は卒業が出来ていません。(大学院はしっかりと考えて進学しようね!)

 

でも、僕は大学院にいってよかった!

まぁ、なんだかんだ書いてますが、無事に卒業も出来たし、大学院に行ってよかったです!修士があればのちのち博士への道もありますし!

 

来週からは新入社員として社会に出ていくことになります。

もう働くんだってさー!つい一週間前まで学生だったのに!なんだかなー

 

うん....!不安です!

会社辞めたいとかブログで書きながら、力を抜いて頑張りたいと思います!!

 

以上です!!おわり!